福島県立福島明成高等学校

本校は、県北地区の職業教育推進校として、生物生産科、環境土木科、食品科学科、生産情報科…

福島県立福島明成高等学校

本校は、県北地区の職業教育推進校として、生物生産科、環境土木科、食品科学科、生産情報科をもつ農業科の専門高校であり、農業教育の拠点校として、農業の重要性を理解し、専門的な知識・技術を身に付けることにより、持続可能な農業の展開や地域社会の活性化に貢献できる産業人を育成する高校。

最近の記事

令和6年度入学式 新年度の始まり!新しい経験と出会いにワクワクが止まらない!

七十二候 玄鳥至(げんちょういたす)  4月になり、春の陽気は1日1日を過ごすごとに増していきます。その陽気に誘われたか、動植物が一気に活動を始めます。桜の蕾はより一層膨らみを増し、色鮮やかな花を咲かさんとしています。 4月9日  本日、福島県立福島明成高等学校では令和6年度入学式を挙行しました。 入学式では、新しい環境で行う学園生活や、新しい交友関係など、期待と不安が半々という表情の生徒が多く見られました 今年度より福島明成高等学校に赴任された鈴木憲治校長先生は 「

    • もう一つのお別れ ~令和5年度福島県立福島明成高等学校離任式挙行

      七十二候 桜始開(さくらはじめてひらく)  冬の肌を刺すような風も、春の新緑の香りと包み込む暖かな風が、福島明成高校に吹き込みます。  「啓蟄」から「春分」に変わり、より一層気温の変化を感じます。すぐそこまで春が迫っています。 3月29日  福島明成高校では離任式が行われました。  ご退職・ご栄転される先生方の胸の内には、福島明成高校での思い出と指導してきた生徒たちや、卒業生の姿が浮かんでいることだと思います。  また、今年度をもって本校校長安田修久先生が役職定年となりま

      • 13回目の3月11日14時46分 思い出すあの日と前に歩み出す生徒たち

         七十二候 桃始笑(ももはじめてわらう)  3月11日14時46分 轟音と共に揺れる地面、立てない程に強くそして激しい揺れを当時小学4年生だった私は、まだ昨日のように覚えています。  ちらつく雪の中揺れる火を囲んで家族と身を寄せ合ったあの日、  寒さに凍えながら続く余震に怯え、眠れない夜を明かしたあの日、  夜が明け、昇るお天道様に初めて心から「ありがたい」と安堵した日でもあります。  13年の年月が経過しました。今年度の卒業生は当時6歳です。その生徒たちが自分の夢

        • 令和5年度 福島県立福島明成高等学校卒業証書授与式 挙行

          3.11 72候 桃始笑  降り積もった雪も溶けてしまい、白一色だった景色はいつの間にか若芽色が広がっていました。福島明成高校に新たな生命の息吹を感じます。  3月1日、福島明成高校にて令和5年度卒業証書授与式が挙行されました。今年度は4年ぶりとなる全校生徒を交えた卒業式となり、在校生も卒業生を見送ることができるとのことでとても喜んでいました。  また、私自身も人数の多い卒業式を久しく見ることが無かった為、今回の卒業式に参加し、広い体育館に響く 「一同、起立」 の声に「

        令和6年度入学式 新年度の始まり!新しい経験と出会いにワクワクが止まらない!

          「ありがとう」27年間の歴史と伝統を掲げ、生物工学科閉科式挙行

           令和6年2月29日(木) 佐藤金正同窓会会長の御出席をいただき、全校生徒参加のもと、本校第1体育館において生物工学科27年間の歴史に幕を下ろす閉科式が行われました。   厳粛な雰囲気の中で式は進み、生物工学科3年蓬田導斗さんからの、これまで生物工学科で学んだ生徒を代表して 「27年間ありがとう」  という感謝のことばが印象的でした。  佐藤金正同窓会会長が全校生の前で閉科記念品を同窓会館に永久保管することを宣言して、式は終了しました。  福島農産高校が福島明成高校に

          「ありがとう」27年間の歴史と伝統を掲げ、生物工学科閉科式挙行

          第二回イノベーション事業開催 ~Photoshopを使った画像編集の学習~

           2月21日水曜日に本校生産情報科にて2度目のイノベーション事業を行いました。今回も東北電子専門学校の先生方にお越しいただき、Photoshopを活用した授業を行っていただきました。 前回の授業ではPhotoshopを使用した「POP」作成の手順や、必要な画像の編集を行いました。初めてPhotoshopに触れる生徒も多い中での授業であったため、全員が揃って同じ編集作業を行うことが困難でしたが、今回は2回目ということもあり、生徒もスムーズに作業を行うことが出来ていました。 今回

          第二回イノベーション事業開催 ~Photoshopを使った画像編集の学習~

          春、到来! ~福島明成高校を彩る春の訪れ~

           七十二候 霞始靆 (かすみはじめてたなびく)  2月26日  冬の肌を刺すような冷たい風も、今では春を感じる心地の良い暖かな風が、福島明成高校に吹き込むようになりました。また所々に植物たちの芽吹きを感じ、これまで寒々しい景観だった圃場も彩を持ち始めてきました。 また、梅の花も咲き始め春の彩りが増え始めます。  昨日まで本校の1年生と2年生は学年末考査を行っておりました。年度最後の考査ということもあり、生徒からは今までに無いやる気を感じました。  また、3年生は今月より

          春、到来! ~福島明成高校を彩る春の訪れ~

          生産情報科 課題研究発表会

              七十二候 鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく) 2月6日  朝から福島市では雪が降っています。本日の雪は水分が多く、踏みつけると「ギュッギュ」と音がなる雪となっています。 しかし、1月31日の福島市はとても晴れており空気も澄んだとても良い日でした。また、吾妻連峰も朝日を受け、積もった雪が褪紅色染まりとても幻想的でした。  「小寒」から「大寒」に季節が移り、これからが一番の冷え込みになると思います。水道の凍結や路面の凍結に気を付けたいと思います。 1月19日金曜日

          生産情報科 課題研究発表会

           雪が降った福島明成高校と新商品のお知らせ

          Note  七十二候 雉始雊 (きじはじめてなく)  1月16日、福島市に雪が降りました。しんしんと静かに積もる雪は幻想的な光景でしたが、朝になると除雪があると思うと億劫な気分になります。生徒も登校時にはしゃぎながら校門を潜る生徒もいました。また、公共交通機関を利用してくる生徒も多い本校です。雪が降った日は、遅延証明書を持った生徒が職員室前に姿を見せます。  朝、畑に行くと、小さな訪問者の足跡が実験棟の裏から畑のコンポスト容器まで繋がっていました。  これからどんどん気温が

           雪が降った福島明成高校と新商品のお知らせ

          新年最初の投稿です。本年もよろしくお願いします。

          七十二候 水泉動 (すいせんうごく)  新年明けましておめでとうございます。本年も福島明成高校をよろしくお願いします。  年が明け、2023年から2024年へと移りました。1月15日には、福島明成高校にて3学期を迎える始業式が行われました。冬休みが終わり、眠い目を擦りながら校門をくぐった生徒を何人か見かけ、「休み中だったらまだ寝ている時間ですよ」など不満を言っている生徒や、「学年末なので気を抜かずしっかりとしたい」と意気込む生徒など様々です。しかしながら、冬休み中の生徒の声

          新年最初の投稿です。本年もよろしくお願いします。

          往く年くる年 令和5年最後の投稿です。

          七十二候  麋角解(びかくげす) 今朝の福島市はとても晴れており朝日に照らされた吾妻連峰が紅く染められています。 また、気温がとても低く、吸い込む空気が肺を凍らせる様でした。  福島明成高校の木々も、生い茂っていた葉を落としさっぱりとした姿になりました。また、二十四節季では「大雪」から「冬至」へと移り変わります。今年の冬は暖冬小雪とのこと。今年度の冬は過ごしやすいのかもしれません。  しかし、私はウインタースポーツを毎年の楽しみにしていることもあり、今年はゲレンデに雪があ

          往く年くる年 令和5年最後の投稿です。

          冬への移り変わり           ~師走の到来を告げる~                 

          七十二候 朔風払葉(さくふうはをはらふ)  季節は「立冬」を越え「小雪」へ移り変わりました。吾妻山でも冠雪が見られ、福島市内の気温も下がり始めました。  また、朝早く畑に行くと、残っているハクサイやレタス、カブの葉が薄氷を纏っており、本格的に冬へ向かっているのを作物たちが教えてくれます。  11月23日 木曜日 勤労感謝の日、に福島明成高校恒例の「秋の農産物販売会」が開催されました。  当日はシクラメンや土ネギ、リンゴといった秋を代表とする農産物や、ジャムやパウンドケ

          冬への移り変わり           ~師走の到来を告げる~                 

          初めての体験と貴重な経験       ワクワクが止まらない!            福島明成高校ニュージーランド海外研修

          七十二候 地始凍(ちはじめてこおる)  二十四節気では「霜降」を越え、「立冬」を迎えました。畑の秋野菜たちにも朝梅雨が滴り、日が差し込むと輝いて見えます。  季節の移り変わりを知らせるかのように、今朝の福島市は凛とした風が吹き、頬を撫でる空気はとても冷たく気持ちのいいものです。  11月8日より本校の生徒がニュージーランドへ海外研修として旅立ちました。私が所属している学科の生徒も参加しており、2人の生徒に意気込みを聞いてきました。  今回取材したのは生産情報科2年生の

          初めての体験と貴重な経験       ワクワクが止まらない!            福島明成高校ニュージーランド海外研修

          いのちを守るために備える 第2回防火避難訓練

           七十二候/蟋蟀在戸 (キリギリスありと) 10月も半ばを過ぎました。虫の音のピークはすっかり過ぎ、次第に弱く、細くなり、それでもなお止むことなく草むらの中でいのちの限りを尽くすように鳴いています。  秋が深まり、そんな季節となりました。  10/17日 福島明成高校では第2回の防災避難訓練が実施されました。今回の想定は福島県沖に非常に大きな地震が発生、それに伴い学校の中庭のボイラー室から出火したというものです。生徒は放送の指示に従い、校庭に集合。スムーズな行動と迅速な対応

          いのちを守るために備える 第2回防火避難訓練

          期待の新米 ~技術の結晶と秋の幸~

           福島明成高校では水稲の刈り取り作業がようやく終わりを迎えようとしています。  今年は猛暑や長雨などの天候に悩まされましたが、大きなトラブルもなく順調に進んでいます。  また、10月5日に株式会社南東北クボタにご協力いただき、コンバイン実演機「WRN6100」の刈り取り作業を本校にて実演して頂きました。  生徒も初めて見る6条刈りの大きなコンバインに目を輝かせながら説明を受け、実際に搭乗して刈り取り作業も行いました。  偶然ですが、私の大学時代の級友がクボタのスタッフ

          期待の新米 ~技術の結晶と秋の幸~

          秋の始まり  ~収穫の秋・実りの秋・自立の秋~

           10月になり気温は涼しく、すっきりとした天気になってきました。福島明成高校では水稲の収穫作業が始まり、コンバインの駆動音と鈴虫の音色が圃場内に響きます。  また、畑や田んぼにはアキアカネの姿が見られ、すっかりと秋を感じる季節になってきました。  先日福島明成高校では、衣替えの時期になるため1年生対象に「服装・頭髪」について考える学年集会が開かれました。  高校に入学して約半年を過ごし、学校に慣れ始めてきたことでしょう。服装の乱れや頭髪の変化など無いように、生徒たちには気を

          秋の始まり  ~収穫の秋・実りの秋・自立の秋~