令和6年度 福島明成高校「田植え」始まりました。
七十二候 竹笋生 ちくかんしょうず
GWも瞬く間に終わり、気付けば立夏となっていました。
5月になり気温も上がる一方と思いきや、朝方の冷え込みは、布団から出ることが難しくなるくらいには厳しく感じます。
福島明成高校では5月14日から田植えが始まりました。吾妻山に見守られ、田植え機が水田の中を駆けます。
今日は風もなく清々しい天気でした。水を張った田んぼが鏡のようになり、辺りの景色を映し出し、とても幻想的な景色でした。
これから、定植した稲は豊かな穂を実らせ頭を垂らせます。稲穂は食で私たちを満たし、見目でも黄金色に揺れる姿で心を満たしてくれます。
「米」という字は「八十八」という文字からつくられたといわれています。米ができるまでには88回もの手間がかかる、という意味です。
昔に比べて今は便利な機械もあり、米作りも省力化が出来てきました。 それでも稲を育て、米を収穫するまでにはたくさんの人の手間と時間がかかります。
これからの農業を担う生徒たちは一年を掛けて、コメ作りを学びます。