13回目の3月11日14時46分 思い出すあの日と前に歩み出す生徒たち
七十二候 桃始笑(ももはじめてわらう)
3月11日14時46分 轟音と共に揺れる地面、立てない程に強くそして激しい揺れを当時小学4年生だった私は、まだ昨日のように覚えています。
ちらつく雪の中揺れる火を囲んで家族と身を寄せ合ったあの日、
寒さに凍えながら続く余震に怯え、眠れない夜を明かしたあの日、
夜が明け、昇るお天道様に初めて心から「ありがたい」と安堵した日でもあります。
13年の年月が経過しました。今年度の卒業生は当時6歳です。その生徒たちが自分の夢を掴み、叶えるために大きな一歩を踏み出しました。
当たり前ではないことが当たり前になりつつある現代ですが、正しい情報を得て、正しく恐れ、正しく対処する必要があります。