じめじめとした湿気と、曇天の空を見上げ、ようやく梅雨の季節が来たのだと感じるようになりました。
畑や水田にとっては待ち望んだ恵みの雨とでも言うように、みずみずしいレタスやブロッコリーが収穫を、今か今かと待ち望んでいるようです。
日が昇り、啼く蛙、日が暮れ、夜だ夜だと啼く蛙。まさに与謝蕪村が詠んだ
「日は日暮れよ夜は夜明けよと啼く蛙」
その通りだと実感しました。

　昨日１年５組の「農業と環境」の実習にて、今年度初のレタスの収穫を行いました。小ぶりではありますが、生徒が最初から最後まで、手塩にかけた農作物になりました。
野菜を家族に振舞い、生徒伝いではありますが、新鮮で甘みがあり美味しかったと言ってもらえたそうです。

収穫できた達成感と、食べて喜んでもらえた嬉しさを感じた生徒はこれからどう変化するのか、楽しみです。