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農業技術競技大会2日目を終えて...

 連日30℃を超える日が続いていますが、昨日に比べ湿度も無くとても過ごしやすい一日でした。

 そんな中、技術競技大会は2日目を迎え選手たちも日頃の学習の成果を競い合っていました。

 平板測量競技では、外部から招いた審査員に測量の基準となる杭を打ってもらい、選手たちが1次作業・2次作業・3次作業を行いそれぞれの選手たちが解答を導き出していました。

 昨日よりも風があり涼しかったとは言え、30℃を超える気温の中で測量技術の正確性を競うため体調不良者が出ないか心配でしたが、その心配もなく全過程を終了することが出来ました。

 畜審査競技では驚くことに語群や選択問題が一問も無く、全部の問題が記述式だったそうです。
 すべての問題で高度な知識を求められるため、生徒たちも真剣に向き合っていました。
 そのため最優秀の選手と優秀一席の選手との点数差は僅差で、白熱した競技になったようです。

 農業情報処理競技では今年度から問題の様式が変更され、指定されたWebページから基礎データを検索して、情報をもとに統計処理を行い表・グラフ・考察文章を作成します。
 さらに、考察文章を基にしてプレゼンテーションまで行う総合的な知識・技能を必要とする新しい競技になりました。

 また、10年ぶりに全国大会が開催されることになり、東北大会で上位入賞を果たせないと全国大会に出場することが出来ません。今回の福島県大会にて上位入賞した選手には、東北大会の厚い壁を乗り越えてもらいたいです。

 午後になり、各競技の審査の結果待ちという緊張感が解けない時間に、選手たちに一時の休息を与えるように福島明成高校の吹奏楽部が演奏を披露しました。
 皆が知っている国民的な映画のメドレーなどを演奏し、選手の顔も自然と笑顔になっていました。

閉会式を迎え、各審査委員長から好評を頂きました。
 その中でも、平板測量競技審査長の有限会社県北測量設計事務所 佐原光洋様より

 「学ぶことは真似ることにあります。社会人になって多くを学び、多くを真似て下さい。」

と、生徒に学ぶことの大切さと真似ることの重要性を伝えていました。

また、本校校長の安田校長より

 「今の時代、困難な時代だからこそ農業や関連産業が必要になってくる。福島の農業を担う選手の皆さんに期待しています。」

と、選手のこれからを楽しみにしているようでした。

 今回は日頃培った技術で競い合う大会なので、勝ち負けは付き物です。しかし、選手の日頃の努力と学習の成果は果てしない物だと今回の競技大会を観て感じました。
 2日間、お疲れさまでした。ゆっくりと休み、疲れを取ってください


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